▽学術集会の報告▽

第30回日本生殖内分泌学会 学術集会を開催して

第30回日本生殖内分泌学会学術集会 会長 
国立成育医療研究センター 分子内分泌研究部 部長
深見 真紀

 2025年11月15日と16日に日本橋ライフサイエンスハブにおいて,第30回日本生殖内分泌学会学術集会を開催させていただきました.2日間で合計172名の方にご参加いただき,活発な討論をしていただきました. 分子内分泌研究部一同,心より御礼申し上げます.この学術集会では,菊水健史先生(麻布大学)に「生殖内分泌による社会の形成」,北島智也先生(理化学研究所)に「卵子の染色体数異常の細胞生物学的な原因と操作」を テーマとする特別講演をお願いしました.また,石井智弘先生(東京都立小児総合医 療センター)に「性分化疾患の診療ガイドライン2025」に関する教育講演をしていただ きました. さらに,菅野潤子先生(東北大学),浦田陽子先生(国立成育医療研究セン ター),佐藤卓也先生(横浜市立大学)に「生殖予後を考える」をテーマとしたシンポ ジウムをお願いしました. いずれも大変すばらしい内容で,多くの質問が出ました.また,一般口演でも40題の興味深い発表があり,活発な議論が行われました.とくに優秀な演題は学術奨励賞・若手学術奨励賞として表彰されました. なお,本学術集会ではランチョンセミナーを共催してくださる企業を見つけることが できず,資金面での困難がありました.ご寄付を賜りました8つのクリニックの先生方, 広告/ブース出展をしてくださった20の企業の皆様,助成をして くだった2財団のご支援がなければ,この学術集会を開催することはできませんでした.また,本学会の理事 や会員の先生方には企画・運営において多大なご支援をいただきました.まことに有難 うございました.   この集会が皆様の研究や診療に役立ち,学会員の先生方の交流を深める機会となっていれば幸いです.本学術集会にご参加いただいた皆様に御礼申し上げます.